The Mastermind

高かったし話題の本だったから躊躇したけど、興味深かったので買った。 日本題は魔王。 原題は『The Mastermind』で、このほうが天才であり、首謀者である、というニュアンスをよく表していると思う。 サイバー麻薬王が築き上げた恐るべき犯罪帝国の全貌とは?それは、数億ドル規模の米オンライン薬局事業からはじまった。海を渡る北朝鮮の覚醒剤とコロンビアのコカイン、金の延べ棒がうなる香港の隠れ家、イランとの武器取引、ソマリアの傭兵軍団、フィリピンの暗殺者たち、アメリカ政府でも破れない高度な暗号化プログラム―。すべての背後で糸を引く「魔王」の正体は?犯罪ノンフィクションの新時代を告げる一冊。 どんなドキュメンタリーか、についてはたくさんの記事が出ているし、bitcoinとの色々についてはビットコインの開発者「 »

アンナ・カレーニナ_2

光文社古典新訳文庫で読んでいるので、3篇に分かれる。これは2について。 ブロンスキーの恋心が冷めていき、アンナはいよいよ苦しい状況になっていく・・・というのが物語の本筋だけど、リョーヴィンの農業経営における葛藤は面白い。 そのリョービョンの兄が死に際に彼を称する言葉が、まるで自分に言われているかのように刺さる。 「お前は何も確立しようとなどしていない。これまでずっとそうだったように、独創性を気取っているだけさ。自分がただ単に百姓から搾取しているんじゃなくて、思想に基づいて搾取してるっていいたいんだろう。」 「お前には信念なんてあった試しがないし、これからもない。ただ自尊心を慰めているだけだ」 »

NIS1 to SYMBOL

catapalt migrationが本格化している。 せっかくなので、NIS1(旧XEM)を持ちつつ、SYMBOL(新XEM)をもらいたい。 最新情報は、telegramとNEM PRESS PAGEに定期的に出るMigration Committee Community Updateが良い。 主要な情報は、SYMBOL Migration FAQにまとまっている。 如何にしてsymbolを得るか snap shot symbolは新しいnetworkなので、あるタイミングでsnapshotを取り、その秘密鍵の保有量がそのままnis1= »

LND ver 0.9

LND ver 0.9が出たので、概要をまとめておく。 元記事はAnnouncing lnd v0.9.0-beta!。 TL;DR Macaroon Bakeryによる柔軟な権限制御 2つの新しい支払いタイプ multi path payment Spontaneous payments node管理者向けのtool channel rebalancing Macaroon Bakeryによる柔軟な権限制御 既存の三種類のmacaroon( »

アンナ・カレーニナ_1

光文社古典新訳文庫で読んでいるので、3篇に分かれる。これは1について。 リョーヴィンに自分を重ねてしまう。 青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう。 カレーニンは、アンナの不倫に気づきつつ、それを受け入れようとする。 そこで起こるすれ違いと、カレーニンを表するアンナの言葉はドキッとする。 高尚な考えも、教養への愛も、宗教も、全部成功するための道具に過ぎないんだわ そこから始まったっていいじゃないか・・・という気もするけど。 »

みんなのコンピュータ・サイエンス

コンピュータ・サイエンスの基礎知識が欠落している。 だからってコードを書くときそれが原因で困ることって殆どない。クエリ効率の計算とかくらいか。それもググればなんとなくはわかる。 でもそれって基礎がないからこそ問題が見えてないだけだと思う。 【本書のポイント】 ・コンピュータサイエンスの全体像を俯瞰できる ・自身が手がける問題領域の解決の方向が定まる ・理論と実践の橋渡しが強固になる ・問題の抽出とその解決策が見出しやすくなる 【対象読者】 ・技術に対する選球眼を磨きたい開発者 ・計算機科学というコトバにアレルギー反応を起こす方 【目次】 第1章:基礎 第2章:効率 第3章:戦略 第4章:データ 第5章:アルゴリズム 第6章: »

起業のファイナンス

読み返した。 日本の成長戦略についての議論も戦わされていますが、要するに“イケてるベンチャー企業”がたくさん現れて、お金で失敗しないようにすればいいのです。 本書『起業のファイナンス』では、そうなるために必要な「起業」と「ベンチャーファイナンス」の知識を、わかりやすく、実戦に即して生々しく解説します。 この本を読むと、スタートアップ起業ってなんなのか、という漠然としたイメージに補助線が引かれる。 freeeが出している会社設立の基礎知識と合わせて読むと具体的なアクションが見えるのでより良い。 興味深いのは、各サイトの書評コメント欄。 「こんなこと知らないで会社を作ったけど、知っとくといいと思う」という類のコメントがとても多い。起業はそういうものなのかもしれない。 »

イスラム2.0

イランとアメリカの緊張が、ソレイマニ司令官殺害によって高まっていると聞いて、理解を深めるためになんとなく手にとって見た。 ウェブにアップされた『コーラン』「ハディース」。一部の宗教エリートのものだった知識や解釈が、翻訳・検索機能により容易に直接触れられるようになる。原点回帰がすすむイスラム教徒の価値観は、SNSにより極めて早く広範囲に、そして心に深く刺さるものとなり拡散されていく。ヨーロッパでは「同化しない」イスラム教徒たちが、「移住」と「多産」によりイスラム化をすすめる、「静かなるジハード」が進行し問題となっている。突きつけられた現実に、日本はどう対処すべきか!? インターネットによって、コーランという原典が広く民主化され、一般市民に理解が進んだことによっていわゆる「 »

テスト駆動開発

モブプログラミングをやりながら推奨されて買った。 本書は、自分たちのコードに自信を持って開発を続けたいプログラマ、チームリーダー向けに、テスト駆動開発(TDD)の実践方法を解説した“Test-Driven Development By Example"の日本語版です。テスト駆動開発の考案者であるKent Beck自身によって書かれた原典を、日本におけるテスト駆動開発の第一人者である和田卓人氏が訳しました。 テスト駆動開発とは単にテスト自動化を行うことではなく、ユニットテストとリファクタリングを両輪とした小さいサイクルを回すことで不確実性を制御し、不断の設計進化を可能にする手法であることを、実例を通して学ぶことができます。 翻訳者の和田卓人さんも色々わかりやすいスライドを出していて、例えばこれは参考になる。 周囲のエンジニアと話しても、ググってみても、意外と賛否両論の手法見たいだけど、一回理解しておきたい。 todoリストの作り方は、 »

synced_to_graph

ver0.8.0あたりの話。LNDのissueでも触れらているけど、document通りに実行しても、synced_to_graghの同期はずっと安定しない。 Whether we consider ourselves synced with the public channel graph neutrino nodeを動かすときは、これが同期されることはほとんどないので、assumevalidするほうがいいとされている。 まず、LNDを下記のtagをつけてbuildして、 make & »