日本のキャッシュレス化をマクロに見る

平成30年に、経済産業省が資料を出している。

世界各国のキャッシュレス決済⽐率の⽐較を⾏うと、キャッシュレス化が進展している国は40%〜60%台であるのに対し、⽇本は約20%にとどまっている。
世界的なキャッシュレスの流れを踏まえ、キャッシュレスを通じたデータの利活⽤により、国全体の⽣産性が向上し、消費者、実店舗、⽀払サービス事業者等がそれぞれ付加価値を享受できる社会の実現を⽬指していくことが必要。

まあ、分かる。そしてなぜキャッシュレスが浸透しないのかというと・・・

では、今なぜ〜ペイが急速に勃興しているのか。どこに利益が生まれるのか?
中国の戦略を見れば、囲い込んでしまえば、お金になるポイントは確かに色々あって、それらを踏襲していくんだろうが、明確な決め手があるわけではない。

手数料ゼロでも利益が出るアリペイの秘密

非常にざっくりといえば、ユーザーサイトブームのときに似ている。と、感じている。 2005年にGREEの創業者が語っていたコメント

ここ2年間でウェブサービスの運営コストが劇的に下がったことが大きい。売上面では、アドセンスがうまれたことで利益が出るようになった。

このときは、2004年に趣味で作っていたGREEが、上記のような追い風によって事業化したわけだけど、〜ペイの場合は、収益見通しは立てやすくて、「プラットフォームになれば勝てる」っていう、成功法を持って、投資して先に事業化している。

2000年台のウェブサービスは確かにそうだった、決済もアリペイは確かにそうだった、じゃあ日本の決済もそれが当てはまるのか?わからない思う。

ウェブサービスが発生した時は、人をあつめればお金が儲かる、というルールが出来上がった。それまでのビジネスとは全く違う発想だった。
じゃあ、次も同じルールが適応されるのか?また別のルールが生まれる、可能性もあるんじゃないか。俺がLightning Networkに興味を持ち続けているのは、だからかもしれない。