唯脳論とか

自分はメタ認知に優れているという評価を周囲からもらうことが多い。もともと多かったが、年をとってよりその傾向は大きくなってきた。 もちろん、「メタ認知」というワードをで言われるわけじゃなくて、「客観視している」みたいなことだ。

メタ認知

メタ認知は「客観的な自己」「もうひとりの自分」などと形容されるように、現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力である。 メタ認知的知識とは、自分自身の状態を判断するための知識を指す。

自分自身をメタ認知することの難しさは、自分を構成するほとんどは、無意識であるからだと思う。
自分にとって当たり前のことは、それを特別なことだと認識することが困難なのだ。その「差異」に気づくためには、往々にして他者とのすれ違いが必要になる。

だから、このすれ違いをどれほど体験できるかが鍵になる。社会性は重要なのだ。

自分の思考方法に大きな影響を与えているのは明らかに唯脳論で、あれ自体、人間をメタ認知しようという試みの一つだと思うから、度々読んでいるうちにそういう思考が身についているような気もする。