わたし、定時で帰ります、と失敗の本質

最近tverにハマっていて、日本のドラマを見る様になった。色々おもしろいのだけれど、今回は「わたし、定時で帰ります」。

俺は定時で帰るタイプだ。全然空気を読めないし、興味のわかない仕事に全く集中できず、自分のリズムに異様にこだわる、そういうタイプで、そればっかりは全然コントロールできないからだ。

だけど、集団凝集性の高まりを懸念するメモを昔にも書いていて、こうやってみんなと同じ方法をむけないのは、俺の特性によるところ、意識的に敢えてそうしているところ、両方がある気がする。

なんかの記事で読んだんだけど、インパール作戦っていうのがあるみたい。

インパール作戦とは、昭和19年に日本軍が敵の連合軍の拠点インパールを攻略するために決行された作戦で、無理に無理を重ねた戦いの結果、日本軍は3万人を超える死者を出して敗退した。
インパール作戦ではビルマとインドの国境を山々を超えて行軍させるというのに、牟田口廉也司令官は食料を必要量の10分の1しか確保できていなかった。 精神論で作戦を遂行しようとしたのだ。
その結果、何の成果も挙げられず、大量の死者を出し壊滅的な敗北を喫した。

みんなが頑張っているからって、自分もなんとなく頑張ってしまう。それはよくあることだけれど、たいていの場合、それを裏切って自分の頭で考えた部分に全力を注がないと、進歩することは難しい。失敗の本質を読み返そう。今読めばわかることも多い気がする。

敗戦の原因は何か? 今次の日本軍の戦略、組織面の研究に新しい光を当て、日本の企業組織に貴重な示唆を与える書。ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦という大東亜戦争における6つの作戦の失敗の原因を掘り下げ、構造的問題と結びつけた日本の組織論の金字塔。