What is kava?

binance researchのWhat is kava?の要約。

terminology

  • CDP:Collateralized Debt Positionの略。例えばBNBによる150%のCDPなら、希望するUSDXの発行量の150%分に相当するBNBを用意してくれというルール
  • mint:上記のような方法で、USDXを作成すること

TL;DR

  • kavaは、Defiプラットフォームのデフォルトスタンダードになることを目標として、stable coinとすべてのmajorな暗号資産を対象とした分散型lending platformを提供する。
  • kavaはcosmosを最適化して、Tendermint-based Proof-of-Stake (PoS)を利用した合意形成メカニズムによって運営される。MakerDAOに似たシステムに依存しているが、Cosmosによる他の独立したブロックチェーンとの連携においてレバレッジがかかる。
  • USDXとkavaの2つのtokenが存在する。USDXはstable coinであり、kavaはガバナンストークンとして機能する。network validatorのstakingとして、また最後の貸し出しtokenとしても使われる。
  • プラットフォームは3つのユースケースがある。
    • スマートコントラクトにコラテラルすることによって、USDXを描き出す。
    • 収穫のため、USDXをstakeする。
    • サポートされた通貨について、合成レバレッジポジションを作り出すことができる。例えば、XRPをlockしてUSDXをmintし、そのUSDXでXRPを購入するなど。

Key Metrics

  • Recent Price $4.14
  • Market Cap $138,670,148
  • Circulating Supply 33,485,395
  • Total Supply 106,274,714
  • Max Supply ---
  • All Time High $5.05 (2020/8/10 10:06:35)
  • All Time Low $0.300 (2020/3/13 11:27:13)

1. What is Kava (KAVA)?

kavaは、クロスチェーンのDefi platoformであり、担保つき債務とステーブルコインをBTC, XRP, BNB, ATOMのようなメジャーなcrypto利用者に提供する。ユーザはCDPを行い、kavaのステーブルコインであるUSDXを得ることができる。
kavaは、networkのセキュリティと重要なパラメータの設定のためのガバナンスとステーキングのtokenともなる。
kavaは、分散型の貸し出しとステーブルコインにおいて、Defiのデファクトスタンダードとなることを目指している。

kavaの3つのユースケース:

  • security:100のnodeがkava tokenのstake量で重み付けしてバリデーションを行う。インセンティブはblock報酬、手数料である。
  • governance:CDPのパラメータの決定における提案、投票券。debtのlimit、サポートするコラテラル、レシオ、手数料、USDXの貯蓄率等
  • Lender of last resort:kavaはシステムがコラテラルを下回った時の予約された通貨としても機能する。このようなケースでは、新しいkavaが鋳造され、USDXを購入するために利用される。

USDXの3つのユースケース:

  • Margin trading/leverage:プラットフォームからusdxを受け取るユーザは、cryptoを再購入するためにその資産を利用できる
  • Hedging with interest:USDXを保持することでリスクヘッジをでき、かつsaving rateに基づいて金利を受け取ることができる
  • Stablecoin payments:高速なブロック生成で、一般的な支払いに利用できる。

2. Products and key features

2.1 Kava CDP platform

kavaのメインプロダクトはKava CDP Platformで、USDXを借り入れることができる。下記にどのようにシステムが動くかを示す

onchainの動作は、https://kava.mintscan.io/ で見れる。

2.2 Cosmos SDK and Tendermint Core

Cosmos SDKは下記の機能を持つ:

  • Tendermint Core consensus engine: ビザンチン問題への体制を持つPoF systemの上にkavaは構築されている
  • Cosmos modularity:必要なcosmosのmoduleを素早く追加することができる。例えばInter Blockchain Communication (IBC)はchain上でのやりとりを実行するためにすでに実装されている

2.3 A 4-module architecture

kavaのコアアーキテクチャは4つのモジュールにより構成されている:Price-feed, Auction, CDP, and Liquidator

Price-feed module

シンプルな価格決定のオラクルを提供する。ホワイトリストに登録されたoracleが価格を設定する。oracleの提供する価格の中間がシステムに用いられる。オラクルの追加、削除は投票によって実施される。

Auction module

3つのオークション対応を提供し、債務の供給量、CDPの過剰流動を管理する。

  1. Forward Auction:出品者がアイテムの入札単価を引き上げる標準的なオークション。入札ごとに価格が高くなり、オークションの期間も長くなる。このオークションタイプは、システムに徴収された手数料の余剰がある場合に使用される。これらはステーブルコインに変換されるか、ガバナンストークンとして販売される。
  2. Reverse Auction:
    購入者が特定のアイテムまたはアイテムのロットに対する入札の減少を求めるオークション。このオークションタイプは、ステーブルコインと引き換えにガバナンストークンが販売(mint)されるときに使用され、担保オークションの失敗後の不足分をカバーする。
  3. Forward Reverse Auction: このタイプのオークションは、担保がリスクの高いCDPから差し押さえられ、負債をカバーするためにステーブルコインで売られるときに使用される。

CDP module

CDPを作るために用いられ、debt serviceのstateを管理するために利用される。価格決定モジュールの中で、CDPを操作することができる。投票によるパラメータの管理も行う。debtのratioや、各collateral typeに対するrateも決定も行う。

Liquidator module

Price-feed moduleに設定された価格をもとに、CDPのstatusを調査する。CDPレートがしきい値を超えたユーザの資産をオークションに送る。
清算により多くの担保が差し押さえられた場合、その担保は、Forward Reverse Auctionにかけられる。通常の場合、このオークションでは、CDP所有者が最初に保有していた負債を清算するのに十分なステーブルコインを、わずかな清算ペナルティとともに調達することができる。
これでで必要な量のステーブルコインを調達できなかった場合、担保比率に達するまで、リバースオークションを使用して、KAVAトークンがオークションにかけられる。このように、KAVAは担保不足の際に最後の貸し手として機能する。

3. Economics and supply

Key metrics

  • Token Name KAVA
  • Token Type BEP-2
  • Private Sale 1 Allocation 30.05% of tokens
  • Private Sale 1 Token Price $0.075 / KAVA
  • Private Sale 1 Amount Raised $2.25MM
  • Private Sale 2 Allocation 5.02% of tokens
  • Private Sale 2 Token Price $0.25 / KAVA
  • Private Sale 2 Amount Raised $1.26MM
  • Private Sale 3 Allocation 4.93% of tokens
  • Private Sale 3 Token Price $0.40 / KAVA
  • Private Sale 3 Amount Raised $1.97MM
  • Binance Launchpad Sale Allocation 6.52% of Tokens
  • Binance Launchpad Sale Price $0.46 / KAVA
  • Amount to be Raised in Binance Launchpad Sale $3,000,000

  • Private Sale 1 トークンの総供給量の30.05%を占めます。 2019年6月15日から6月30日まで実施されました。

  • Private Sale 2 トークンの総供給量の5.02%を占めます。 2019年7月15日から31日まで実施されました。
  • Private Sale 3 トークンの総供給量の4.93%を占めます。 2019年8月15日から31日まで実施されました。
  • Binance Launchpad Sale トークンの総供給量の6.52%を占めます。これは、2019年10月に実施され、トークンの総供給量の6.52%に対して、トークンごとに最大$ 3MM相当のBNBを最大$ 0.46調達しました。
  • Kava Labs shareholders トークンの総供給量の25.00%を占めます。
  • Token Treasury トークンの総供給量の28.48%を占めます。

Token governance and use of funds

すべてのカストディ資産は、2または3のmulti sigによって管理されている。
2019年10月の時点で、kava labsは15%のfundを下記のアロケーションで使っている。

  • 45% Platform Development.
  • 25% Business Development & Marketing.
  • 10% Operations.
  • 10% Legal & Accounting.
  • 10% Other. .png">

KAVA token release schedule

下記のチャートに加えて、block報酬分が月次で流通していく。stakingの量が少ない場合、KAVAバリデーターのAPRは最大20.00%に上昇。最小3.00%に低下。

4. Roadmap, updates, and business development

4.1 Roadmap and achievements

  • 2019: Q2 MVPリリース
  • 2019: Q2 テストネット公開
  • 2019: Q2 バリデーターへのインセンティブの提供
  • 2019: Q4 テストネットの最終バージョンの公開
  • 2019: Q4 メインネット公開
  • 2019: Q4 CDPβ版の公開
  • 2019: Q4 べスティングの実装
  • 2020: Q2 クロスチェーンアセットの公開
  • 2020: Q2 BTCのカストディペグのテストネット公開
  • 2020: Q3 BTCのカストディ/ノーカストディペグのメインネット公開

4.2 Commercial partnerships and business development progress

  • Ripple: 2019年3月にXpringがkava labsに出資。
  • Tendermint: kavaはオフィシャルパートナー。
  • Validators: 多くのvalidatorがkavaのパートナーであり、ウェブサイトで確認可能。

See also