Lightning Junkies podcast_029

LNJ029 - Rusty Russell talks Offers/Superinvoices
全体的にめちゃくちゃ難しいので、完全にまとめられているわけではない。

Rusty’s background

Linuxの開発者として20年間活動していた。
2010年にbitcoinの世界に移動し、block streamにて、core開発者からlightning開発者へと転換した。

Rusty’s lack of ability to predict the future

Linux同様、bitcoinは初期の現在は冗談のような取り組みにしか見えないので、信じる力が重要になる。
世界は複雑なので、そう簡単な対立構造(例えばvisaと比較するような)を作ることはできないし、このプロジェクトがこの先どうなるかを予測することは難しい。

Joseph PoonとTage Dryjaが発表した論文には未確定事項がたくさんあったので、それらを決めていきながら、c-lightningの原型を書いた。
クリスチャンデッカーはマイクロペイメントの専門だったので、有意義に協力できた。

Different Lightning Development team

bitcoinには仕様がないが、lightningにはboltがある。
代表的にはc-lightning, LND, e-clairが挙げられる。
c-lightningはサーバーとして、LNDはバランスが取れていて、e-clairはphoenix walletという優れたUXを持つ。
LNDは開発が進んでいて、例えばAMPはcoolだ。

Offers/SuperInvoices

invoiceの仕様はbolt11という1番最後にかかれている。
請求書が再利用できないので、現状はウェブページにinvoiceを置くことはできない状態だ。
これが可能になれば、クレジットカードのようなpull型の支払いではなく、push型の支払いが可能になり、ユースケースは拡大する。
LN URLはこの問題に対する解決策を見出そうとしているが、HTTPS経由でやり取りしなければ行けないという課題がある。支払い者の匿名性は極めて重要な概念である。

現状のlightningでは支払い証明ができない。
e コマースをlightningで実施しようとしたとき、これができないと大きな問題になることは容易にわかるだろう。

math adoption

数回のクリック、少ないQA、少ない手間で始められることと、明確なユースケースが生まれることが必須である。
現状、これらは見えていない。
これらは考えているより早くキャズムを迎えると思う。

面白いアプリ

すべてのpaywallのアイディアがLNのキラーアプリになりえる面白いアイディアだと思っている。
ゲームなども見るようにしている。
もともとサードパーティーが支払いを代行することは想像していなかったが、現在のユースケースを見ているとそれは適切に思える。
LNDのLsatも見ている。

現状

まだ現状はほとんど実験と言っていい。つまり、boltに記述されたspecを実装して本当に動くのかを確認するphaseである。

bitcoinのcostとlightningの関係について

Lightning上では、bitcoin feeは強化の為の要素であると言える。ペイメントチャネル間でうらぎりがあったときにはchannelがクローズされることになる。レピュテーションシステムも導入されているので、問題にはならないと思っている。

Shitcoins

bitcoinは新しい支払いシステムを作ろうとしている。そうではなく、お金のために存在するプロジェクトもある。どっちが長く続くかを考えて、面白いほうを選んだほうがいいと思う。