みんなのコンピュータ・サイエンス

コンピュータ・サイエンスの基礎知識が欠落している。 だからってコードを書くときそれが原因で困ることって殆どない。クエリ効率の計算とかくらいか。それもググればなんとなくはわかる。

でもそれって基礎がないからこそ問題が見えてないだけだと思う。

【本書のポイント】
・コンピュータサイエンスの全体像を俯瞰できる
・自身が手がける問題領域の解決の方向が定まる
・理論と実践の橋渡しが強固になる
・問題の抽出とその解決策が見出しやすくなる
【対象読者】
・技術に対する選球眼を磨きたい開発者
・計算機科学というコトバにアレルギー反応を起こす方
【目次】
第1章:基礎
第2章:効率
第3章:戦略
第4章:データ
第5章:アルゴリズム
第6章:データベース
第7章:コンピュータ
第8章:プログラミング

各章、平易な表現で面白いイラスト付きで書いてあり、とても読みやすい。 のだけど、さらっと書いてある各論点で教科書何冊分にも本来はなるトピックばかり。 この本はインデックス的になり、ここから枝葉のようにいろんなことを調べながらじゃないと読めなくて、体力を使う。

いっかいさらっと読んだけど、全章無意識に考えられるレベルに持っていきたいなあ。