インサイドジョブ

急にみたくなってu-nextに加入してみた。面白かった。

2008年に起きたリーマン・ブラザーズの経営破綻(いわゆるリーマンショック)をはじめ、世界中を巻き込んだ経済崩壊の真実に肉迫する!金融業界を代表するインサイダー、政治家、大学教授、ジャーナリストなどキーパーソンとなる人物へのインタビューや徹底的なリサーチ、データ収集によってあらゆる観点からメスを入れた本格的な経済ドキュメンタリー作品。 ①HOW WE GOT HERE ②THE BUBBLE ③THE CRISIS ④ACCOUNTABILITY ⑤WHER WE ARE NOW の5部構成

1980年代以降の規制緩和と当局の不干渉による金融機関の寡占化、各自の私利私欲が入り混ざり、バブルとなったという印象だ。

現在のassetとしての暗号資産も同じ状態にあると言えるだろう。規制側の公的機関がこの新しいassetに対する解釈を変えれば、それだけで市場を大きく変えることができる。

何を産んだ?

この手のものへの批判としてよくある。金転がしをしているだけで、何も生み出していないのにお金を稼ぐなんて意味がない。という批判。父もよく言っていた。
本当に何かを生み出したものに富があつまるのだろうか?じゃあ自動車を生み出したフォードや、スマートフォンを生み出したアップルが偉いのか?冷静に考えれば、それらがなかったところで、人間は本当に何かを失っていたのか?

だれが悪い?

相手は強敵である。だからこそ戦う価値がある

という言葉でこの映画は終わる。相手はだれだろう。貧富の差?