BOLTを読めるようになるために

Lightning Networkの解説というと、大体HTLCの説明とトランザクションの説明がざっくりまとまっているサイトしかない。
で、もうすこし踏み込もうとすると突然BOLTが現れるんだけど、どこからどう読んだら良いのかわからない。

だから、まずはそれぞれが何を決めているのかを理解する。

BOLT #0: Introduction and Index

まあ特に。触りと専門用語

BOLT #1: Base Protocol

P to Pの通信プロトコルについて書いてある。
Channelを開始する以前のconnectionの部分についてか。

BOLT #2: Peer Protocol for Channel Management

P to Pの通信プロトコルについて書いてある。
こっちはchannelのプロトコル。

BOLT #3: Bitcoin Transaction and Script Formats

トランザクションの形式について。よくLightningの説明で目にする内容の詳細といったところか。

BOLT #4: Onion Routing Protocol

ルーティングのプロトコルであるonion routingのパケットのルールについて。

BOLT #5: Recommendations for On-chain Transaction Handling

on chainにおけるトランザクションのハンドリングについて。

BOLT #7: P2P Node and Channel Discovery

相手ノードとのネゴシエーションが終わり、initメッセージの交換が終わると、BOLTメッセージが交換できるようになる。 開設するための「Channel Establish」について。

BOLT #8: Encrypted and Authenticated Transport

メッセージの暗号化について

BOLT #9: Assigned Feature Flags

よくわからない・・・

BOLT #10: DNS Bootstrap and Assisted Node Location

ノードの情報を得る手段について

BOLT #11: Invoice Protocol for Lightning Payments

請求書について

こうしてみると、それぞれの章が独立しているわけではないように見える。多分この切り分けにも意味があるんだろうけど、これだけ見てもよくわからない、というのが本音だ。